内部評価
内部評価委員会
14大学から推薦された評価委員で構成された内部評価委員会では、平成23年度12月、1月、2月に委員会を開催し、本取組の内部評価の実施に先立ち評価指標を策定した。策定した評価指標については、毎年、2月末に14大学および4委員会に対して評価指標に基づいた自己評価を求めることとした。評価委員会から評価を求められた各大学および各委員会は、3月10日までに評価結果を評価委員会へ提出することとする。
提出された評価結果は、評価委員会にて委員会ごとに評価し、本取組全体について評価の取りまとめを行う。その結果は4委員会、大学連携会議及び産官学地域協働連携会議へ報告するとともに、4委員会及び取組全体に対して改善提案を行い、次年度の活動にフィードバックし、より高い成果を求め、事業改善につなげるよう促すものとする。
年度 | 開催時期 | 内容 |
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平成24年度 | 12月〜2月 | 内部評価指標の策定 |
平成25年度 平成26年度 |
5月 | 改善要請の事業への組み込みを点検 |
平成24年度 平成25年度 平成26年度 |
2月末 | 各大学及び4委員会に対して 事業報告&評価&改善要請 |
3月10日 | 各大学及び4委員会は 事業報告及び自己評価結果を提出 |
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3月中旬 | 内部評価&改善提案の策定 各大学及び4委員会に対して 内部評価結果及び改善提案を提示 |
内部評価の指標の策定
内部評価指標を策定するに当たり、まず、内部評価の観点を定めることとした。議論の結果、内部評価は以下の5つの観点にて実施することとした。
- 連携取組が遂行できているか (E)
- 大学の取組が連携に生かされているか (A)
- 連携の取組成果が大学に還元されているか (B)
- 産業界等や産業界ニーズが連携取組に取り込まれているか (C)
- 連携の成果が産業界に還元され、大学の取組に対して理解が進んでいるか (D)
取組全体、各委員会、各大学での評価指標は以下の(1)〜(5)の5つを大項目とし、大項目の下に小項目を設定し、取組全体、各委員会、各大学の特徴に応じて評価することとした。内部評価指標については、資料10「内部評価結果」を参照
- 具体的な取組内容
- 本取組の成果(学生、大学、企業)
- 取組全体、各大学:産業界等との連携協力
- 4委員会:産業界ニーズの反映
- 連携への提供と大学への還元
- 継続性
- 特記事項(自由記述)
改善提案の策定
各大学及び4委員会による自己評価の結果に対して、内部評価委員会でその結果を評価した上で、4委員会及び取組全体に対して「改善提案」を策定し、次年度の取組計画に組み込んでもらぅよぅに促すこととした。
改善提案は、(1)評価できる点、(2)今後の課題や期待、の2点について提示する。(2)の今後の課題や期待については、4委員会及び取組全体は、今年度の改善提案に対して次年度の取組にどぅ組み込むかを示し、それらの改善内容を次年度の事業計画を策定しなければならない。改善提案については、資料10「内部評価結果」を参照。
改善提案に対する回答は、それぞれ指摘された今後の課題や期待点に1つずつ対応する形で、(1)次年度の対応の具体化、(2)それらを実施することでどの段階になるかの自己評価㧔事業実施、事業着手、課題検討中、課題未着手の4段階評価)、を示す必要がある。対応策を具体化し、到達目標を示すことで、改善を具体化させる。
内部評価委員会からの改善提案に取り組むことで、PDCAサイクルが組込まれた事業体制を整備することを可能とした。
内部評価の流れ
- 4委員会及びl4大学で自己評価を実施
- 自己評価結果をもとに内部評価委員会で評価
- 内部評価委員会から4委員会に対して評価結果及び改善提案を回答
- 4委員会では内部評価結果を次年度の改善策に反映
- 内部評価委員会では改善策が適当かを点検