IS・PBL合同教職員研修会を開催しました

1. 日時・会場

平成25年8月22日(木)・追手門学院 大阪城スクエア

2.目的

本研修会はテーマIII「領域・規模別産業界ニーズをふまえた教育手法・手段の開発」の教育手段・手法開発委員会の25年度取組の一つであり、その目的は、IS (インターンシップ)・PBLの体制整備と教育の質向上である。IS・PBLの先進的な取組から学び、本事業参加14大学のIS・PBLプログラムの改革改善につなげることを意図している。

3.対象

IS・PBLに関わりのある本事業参加14大学の大学教職員

4.講師

講師
北九州市立大学 地域創生学群 基盤教育センター 教授 眞鍋和博氏
高知大学人文学部社会経済学科 総合教育センターキャリア形成部門 教授 池田啓実氏
ディスカッションファシリテーター
和歌山大学 鰺坂恒夫氏

5.研修会内容の報告

研修会では講師の先生方に体制整備と指導方法の2つの観点から北九州市立大学のPBL、高知大学のISについてお話し頂いた。その後、講師の先生方と会場とのディスカッションと交流会を設けた。本研修会には本事業参加の全大学と大阪府商工労働部が参加した。研修会参加者数は61人、うち交流会参加者数は35人であった。

北九州市立大学の地域創生学群は地域での実習と演習を相互に組み込んだカリキュラムを提供、学生が継続的に真剣に地域に関わる仕組みがある。高知大学はCBIという半年間のISとSBIと呼ばれる企業の社員研修も兼ねた3週間のISを提供。特にSBIは比較的短期間で受け入れ企業とWin-Winの結果が得られるような工夫がなされている。

ディスカッションではFD、人員配置、外部協力者との連携をどう効果的に行うかが話し合われた。大学も受け入れ先も本気になること、大学側が信頼されることの重要性が確認された。その他課題に挙がったのが学生の成長の評価方法等である。講演・ディスカッションの動画、発表資料は本事業の会員用ホームページで見ることができる。

アンケートによると、充実した企画であったという意見が多かった半面、自分の学部に応用できるか疑問だ、成功しているのは講師の先生方の属人性による部分が大きいのではないかという意見もあった。本研修会で挙げられた課題を今後も検討していく必要がある。

PBLについて眞鍋先生による講演

ISについて池田先生による講演

眞鍋先生、池田先生と会場とのディスカッション
(ファシリテーター:和歌山大学 鰺坂恒夫)

交流会

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